IBMがブリティッシュコロンビア州に、合法マリファナ追跡へのブロックチェーン技術使用を促す

大手テクノロジー企業のIBMが、カナダのブリティッシュコロンビア州(BC)政府に対し、合法マリファナのサプライチェーン全体を追跡するためにブロックチェーン技術を用いるように勧めている。

IBMは、大麻規制に関するBC州政府の公聴会へ提出した文書の中で、

IBMは、ブロックチェーン技術の採用により、BC州がサプライチェーン全体を通じて大麻の履歴を透過的に把握し、最終的に種販売段階から行政監督を実施しながら、消費者の安全を確保できる理想的な仕組みになることを提唱する。

と記載している。

ブロックチェーン技術は、消費者の健康と安全を確保しつつ、製品に関する不正行為や偽造を防止するのに役立つ、とも述べ、「この10年の技術を大きく変えるもの1つ」と強調している。
また、この技術は、製品の調達、価格設定、販売を管理でき、生産者がリアルタイムで在庫管理と需要と供給の認識ができることで、闇市場を減らし完全に排除していくだろうとも付け加えた。

IBMは、ブロックチェーンの分野でも大きな前進を遂げており、政府や企業向けの商用プラットフォームを提供している。それでも、IBMが提供している内容は、合法大麻の分野でブロックチェーン技術を採用する利点を強調するにとどまり、独自のブロックチェーン技術を公表はしていない。

文書の中では、

相互接続されたブロックチェーンネットワークは、小売業者が需要と供給の相違を把握し、その相違を緩和し、生産者にフィードバックのメカニズムを提供し、データを予測的な洞察をするために利用する方法を与えることができる。

と結論づけている。