Blockchain Mediaは、JBC2018にて、TraDove(トラドーブ)のCEOであるケント・ヤン氏へのプロジェクトインタビューを行った。

インタビューに応じてくださった ケント・ヤン氏
インタビューでは、トークンの利点や現状のサービスについて話を聞いた。
ブロックチェーンメディア(以下、BCM):既にサービス自体はあるようですね。
ケント・ヤン氏(以下、ケント氏):
そうです。私たちは5年間BtoBのサービスを行なっています。25万人のユーザーがおり、10万社がこのサービスを使っています。その中には日本企業も多く含まれます。
ICOでは、5,200万ドルを集めました。
BCM:このサービスの利点についても教えてください。
ケント氏:
私達のサービスでは、企業向けのマッチングサイトを運用していますが、ここにブロックチェーンを活用し、企業の信用情報をのせることで、より質の高いマッチングができるサービスを目指しています。トークンはマッチングの報酬として利用します。
更に将来的にはBtoBでの支払いにもトークンを利用したいと考えています。
しかし、現状のブロックチェーンネットワークは、 BtoBの支払いには向いていません。
理由は2つあり、1つ目は透明性があること、2つ目は匿名性により誰が送ったのかが分からないことです。
また、暗号通貨の多くは値動きが激しく、それも企業間の支払いには向いていません。私達のトークンは、何らかの通貨にペッグするようにして安定性の高いものにしたいと考えています。
BCM:最後に日本のファンに一言!
ケント氏:
日本人の投資家も多く私達のビジネスに投資をしてくれています。今は、HitBTCやbit-Zに上場しており、日本人もそこで購入ができます。これからも宜しくお願いします。
現在、既に多くのユーザーが使用しており、参加企業にも日本の大手企業が多く並ぶTraDove。
本当に良い企業を見つけ、パートナーとして結びつける本サービスは様々な企業のマーケット拡大や技術発展に貢献していくことだろう。
今回インタビューに応じてくれたCFOであるケント氏は質問に対し、メリットだけではなく、問題点の改善を踏まえた見解を語ってくれた。
今後、サービスの更なる発展と拡大が楽しみである。
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取材・編集:Hiro & Rie