【レポート】『仮想通貨「ICO投資」入門』出版記念セミナー

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2018年7月14日、東京八重洲にて『正しい知識で、賢く稼ぐ~仮想通貨「ICO投資」入門~出版記念セミナー』と題し、株式会社myコンサルティング代表取締役である坂元康宏氏による講演が行われた。

株式会社myコンサルティングとは

株式会社myコンサルティングは「一人一人のニーズに合わせた投資機会を提供する」を理念に、個人経営者・国内外の企業に対し、経営コンサルティングを行っている。

代表取締役である坂元氏は今年4月に『正しい知識で、賢く稼ぐ。 仮想通貨「ICO投資」入門』を出版し、今回の講演では「仮想通貨の価格下落の原因と今後の予想」、「成功するICOの特徴」、「ICOへの投資方法」の3つについて、自身の経験を踏まえて語った。

2018年上半期の下落原因と今後の予想

2017年末にビットコインをはじめとした多くのトークンが最高値を記録した後に、現状大きく落ち込んでいる仮想通貨。
今年の大きな値下がりの要因について

・各国の規制と取引所のハッキング問題

・Mt.Gox管財人による大量のBTC及びBCHの換金売り

・個人投資家の納税のための換金売り

・バブルの崩壊

の4つを挙げた。

特に、Mt.Goxで起きた事件の被害者への返金対応による大量のBTC・BCHの換金売りが大きな要因ではないかと予想した。

また、今後の価格予想についても様々な視点からの見解を述べ、中でもビットコインのチャートの流れが、過去のNASDAQのチャートと似ているとのことだ。

NASDAQは、2000年にNASDAQ総合指数5,000ptという高値を記録したのちにインターネット・バブル崩壊と共に指数も1,108ptまで下落した。
その後、15年かけて5,000ptまで数値を戻している。

それに対し、一般的にNASDAQの15倍のスピードで移行しているといわれるビットコインは2019年には市場が回復するのではないかと語った。

成功するICOの特徴

2018年7月現在、昨年1年間を超える勢いでICOの件数が増加しており、良いプロジェクトを見極めることは難しくなっているという。


その中でICOに参加する前に確認すべき点として次の3つを挙げた。

1.ホワイトペーパー

事業のジャンル・・・プロジェクトがどのようなジャンルの事業を行おうとしているのか。

チーム・アドバイザー・・・どのような実績をもつ人物がプロジェクトに参加しているのか。

パートナー・・・大手企業、成功したICOのCEO、有名なベンチャーキャピタル等であるか。

ハードキャップ・・・1,000万米ドル~3,000万米ドルの間に設定しているもの。

トークンの割り当て・・・どのようにトークンが割り当てされているのか。

特に、チームのCTO(技術最高責任者)についてはプロジェクトの進捗に関連するため、どのような経歴であるか確認すべきだとも語った。

2.マーケティング戦略

プロジェクトが成功し、そのトークンの価値が上昇するかは、取引所への上場のタイミングが重要な要因となる。

取引所が増加している中で、どの取引所にどのタイミングで上場するかをしっかりとマーケットメイキングが出来ているICOは上場後、価格が数倍に跳ね上がることが多いそうだ。

さらに、ホルダーはその跳ね上がった価格を見てさらに買い増し、保持し続けることでトークンの価値が安定してゆっくりと上昇する流れが出来上がっていくのだという。

3.コミュニティ運営

プロジェクトの多くはTwitterやTelegramで開発状況の報告、セール情報を発信している。

坂元氏は、成功するICOの多くはコミュニティが活発であり、投資した後はぜひ自分自身で積極的にプロジェクトメンバーとのコミュニケーションをとって欲しいと述べた。

また、プロジェクトを見極める1つの目安として、1万人以上のメンバーが参加しているコミュニティであるとなお良いとのことだ。

ICOへの投資方法

ICOへの投資はとにかく、こまめに投資を行うことが最も重要だという。

自身が投資するICOを決めた後に、投資資産の10%程度の金額でプレセールでトークンを購入をする。
その後は、価格が安くなったタイミングで数回に分けてこまめに購入することと、1つの銘柄にこだわらずに複数の銘柄へ投資をすることを心掛ける。

また、ICOが成功し、利益が出た際には、こまめに利確を行い、資産全体のトークンの割合は一定に保つことが必要だという。
利益となった分は、可能な限り現物資産に変えることが、自分自身の資産を守る大切なポイントであると語った。

坂元氏が考えるICOとは

今日、これだけ多くのICOが増えている中で、ICOへ参加している個人投資家はまだ少ない。

その大きな理由として、参加までの手続きをすべて企業側が行ってくれるIPOなどと異なり、ICOは参加までの複雑な手続きをすべて自身で行わなければならないことや、情報源が英語であることが挙げられる。

しかし、その難しさこそ、自身のファイナンシャルリテラシーを向上する手段としてとても有効となる。

さらに坂元氏は、ICOはベンチャー企業を手助けする手段の一つであり、社会貢献であると考えているからこそ、もっと多くの投資家に参加できるように今後もそれぞれに合わせたコンサルティングとサポートを行っていきたいと語り、講演を締めくくった。

 
 
三連休初日にも関わらず、今回の講演を聞くために会場には多くの参加者がつめかけ、個人投資家のICOへの関心の高さがうかがえた。

また、講演の最後には坂元氏が手掛けるグループ会社として、フィリピンの永住権取得のサポートを行っている株式会社YSCとモンゴルでの不動産・ノンバンク投資などをサポートしている合同会社GlobalGateの2社が紹介され、多くの参加者が熱心に話を聞いていた。

こちらの事業内容については、定期的にセミナーが行われているとのことだ。

今回のセミナーは、7月21日に大阪、22日に福岡で引き続き開催される予定で18日まで申し込みを受け付けている。
これからICO投資を考えている方はぜひ参加してみてはいかがだろうか。

セミナーへの申込みは下記リンクより可能。
http://my-con-jp.com/seminar/201807/seminar/

取材・編集:Rie