テロリストはビットコインを悪用できていないと専門家がアメリカ議会で発言

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暗号通貨の存在によってテロ活動が促進されているという報道や懸念があるが、これまで何度かビットコインを用いた資金集めが試みられたものの、それらは失敗に終わり、テロリストにとっては未だに現金の方が都合が良いようだ。
これは、米国下院金融サービス委員会にてCSIF知事長ヤヤ・ファナシー氏によって発表された。

テロリストにとっては現金の方が使いやすい

ファナシー氏によると、アルカイダを含む数多くのテロ組織が、暗号通貨を用いた資金集めを試したものの、それらは突出した成功には至っていない。

さらに彼は、イスラム過激組織として知られるムジャヒディン・シューラ評議会(MSC)を例に挙げ、2016年に数週間に及んで資金を集めるキャンペーンを実施したものの500ドルを少し上回る金額を集めるに終わったことについても、強調して述べている。

テロリスト達は、インターネットのインフラが整っていない地域にいることが多いため、テロリストにとって暗号通貨の取引は困難であり、現金を使わざるを得ないようだ。

彼はまた、暗号通貨には匿名性があるにも関わらず、現金が依然としてテロの資金集めの最も匿名性のある手段だと説明し、以下のようにも語った。

現在、テロリストの間で増加しつつある暗号通貨利用に対する対策を今のうちにしておくことで、米国はデジタル通貨市場が不法に使われる可能性を減らすことができる。

 
2016年にはEUの報告書の中で、ビットコインがテロの資金集めに使われた証拠はないという報告がされており、今回のファナシー氏の証言は、その内容に続くものとなる。

Photo by Christine Roy on Unsplash

編集者:Hiro