アルバは観光促進のためにイーサリアムに注目している

アルバは、旅行独占権を獲得し、観光収入を維持するためにブロックチェーンに注目している。

アルバの人口は約10万人なのに対し、毎年120万人の観光客がこの島を訪れており、アルバは観光に大きく依存しています。しかし、旅行業界は、エクスペディアやプライスラインなどのオンライン旅行代理店や航空会社に価格をコントロールされており、アルバの観光収入の大部分が外に出ていってしまっているのが現状である。

現在、島の技術開発を促進するATECH財団は、スイスのスタートアップWinding Treeと協力し、旅行予約のシステムにブロックチェーンを用いることで、この状況を変えていこうとしている。ATECH財団は、イーサリアムのパブリックブロックチェーン上に構築されたWinding Treeのプラットフォームを使用し、仲介業者を排除していきたいと考える。

観光事業の第三者を排除することは、アルバだけにおける課題ではなく、特に小規模な国にとっては大きな課題となっている。

小さなテストの場

さらに、独自のデジタル通貨を模索しており、アルバの中央銀行はこれが島のGDPを押し上げる可能性があると考えている。

旅行や観光事業におけるブロックチェーンの潜在的可能性は大きく、アルバのプロジェクトは旅行業界において完全にブロックチェーンをベースとした初めてケースになりつつある。

Winding Treeは、2018年末には商業的にローンチし、最初にホテルで、その後は航空会社での導入していくことを目指し、来年の初めにはアーリーアダプター向けにプラットフォームのベータテストを開始する予定である。

Winding Treeは、「この新しい技術を世界に展開するための実験台としてアルバを使用することができる」とATECH財団の共同設立者、Varelie Croes氏は述べている。

このスタートアップは、既にオーストラリアのホテル管理ソフトウェア会社RoomRangerをパートナーとして確保しており、今後数週間でヨーロッパの主要なホテルグループとのパートナーシップも発表する予定です。

 

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