この1年で、ブロックチェーン業界で150件のM&A

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暗号通貨の価格下落や停滞が起きているものの、ブロックチェーン業界では多数の組織が統合や買収を通じて、新たな成長機会を見出そうとしていることがCNBCの報道で判明した。また、同様に投資家も同業界でのさらなる機会を求めているようだ。

ここ1年でM&Aが増加傾向

JMP Securitiesと調査会社PitchBookのデータから明らかなように、暗号通貨の価格は大きく下がっているにもかかわらず、過去1年間で企業の合併や買収が増加している。

M&Aのコンサルタントであり、JMPのブロックチェーンとデジタル資産投資部門のトップを務めるサタヤ・バジパイ氏はCNBCに対して、

偉大な企業であっても、トークンの価格はビットコインと相関があり、戦略的に買収を行う者にとっては理想的な機会となります。

と語った。

JMPのデータによると、M&Aは新しい企業や部門を最初から立ち上げるよりも、より良い選択肢とされている。過去1年間で、100以上の暗号通貨またはブロックチェーン関連の企業取引が既に発表されており、2018年末までにその数は145件に達すると予測される。ビットコインの価格が2万ドルに達した2017年のブロックチェーン関連のM&Aは47件であった。

企業の価値評価は難しい

バジパイ氏は、大部分の投資家が採用する現在の戦略を”土地の争奪”アプローチと表現している。通常ブロックチェーン技術の構築にはかなりの時間がかかるが、買収した企業には既に構築された技術があり、開発にかける時間を短縮することが可能だ。
また、度々プロダクトがあるため、企業の買収に高額な資金がかかっても、利益を得ることができる。

M&Aにもいくつかの課題がある。例えば、企業の評価は必ずしも単純ではない。ICO(イニシャル・コイン・オファリング)を通じて資金を調達した企業は、投資家が補償される様々な形態を考慮する必要がある。
 
海外でこの1年増加しているM&Aであるが、今後の日本も、ブロックチェーン企業においては同様の傾向にあるのかもしれない

Photo by rawpixel on Unsplash

編集者:Hiro