ビットコインキャッシュのハードフォークに対する備え

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ビットコインキャッシュが、Bitcoin ABCとBitcoin SVの2つのチェーンに分裂する可能性が出てきている。
今回のハードフォークは、サトシ・ナカモトとの呼び声も高いクレイグ・ライト氏率いるブロックチェーン開発企業のnChainが、Bitcoin ABCのアップデート内容に対して異論を唱えたことがきっかけである。
nChainは、このアップデートに対する対抗措置として、Bitcoin SV(サトシズビジョンの略)を誕生させようとしている。

ハードフォークは、日本時間で11月16日の午前0時を予定しており、本記事ではハードフォークの解説と注意点について紹介する。

まず、ハードフォークに関連する言葉に関して、順に解説する。

ハードフォーク

ハードフォークは、互換性のない二つのチェーンが生まれることであり、元のチェーンのマイニングを行う者と、新しいチェーンのマイニングを行う者とに分かれることで、それぞれが別のチェーンとして伸びて行くこととなる。

ハードフォークの最も有名な例は、昨年ビットコインコアから離れたビットコインキャッシュのフォークである。2017年8月にマイニングされたブロックまで、ビットコインキャッシュとビットコインは同一のチェーンである。そして、その時点から独自のエンティティとなり、独自のコミュニティ、サービスを構築している。

リプレイアタック

ハードフォークによって、複数のチェーンに分枝する際に、ひとつのチェーンで有効なトランザクションがもう一方のチェーンでも有効となる。これを利用し、あるチェーンで有効なトランザクションをもう一方のチェーンでも実行することで、送信者が意図しない処理を行うことをリプレイアタックという。

リプレイアタックに対する準備方法

フォークが発生する場合は、トランザクションを発生させないことが望ましい。もし、ビットコインキャッシュを送金するのであれば、どのバージョンを使用するかを決め、そのチェーン上に既存のウォレットを残すかを決める必要がある。

技術的に確実にコインを移行することができるかが心配な場合は、フォークのサポートを行うと宣言している暗号通貨取引所にビットコインキャッシュを預けておくのも良いだろう。その場合、コインが必要になった時は、フォークが落ち着いてから引き出すことが可能である。

BINANCEやcoinbaseなど、多くの取引所が新通貨付与のサポートを行うことを明示しており、Poloniexもそのうちの1つである。同取引所は分裂後の通貨の先物取引を開始している。

 
今回のハードフォークは大きな話題となっているが、焦ることなく冷静に対応することが最も望ましいだろう。

編集者:Hiro