ブロックストリーム社の取り組みの1つであるライトニングネットワークのネットワークキャパシティが、200万ドルを超えたとのことだ。
ライトニングネットワークとは
ライトニングネットワークの「キャパシティ」とは、プラットフォーム上のスマートコントラクトにロックアップされる金額のことを指し、これは即座に取引できる資金量を意味する。
この技術により、即座にお金を受け取りたい店側と、支払いの際の手数料を低くしたいユーザーの両方にとって大きなメリットがあり、大量の少額決済を可能にするとされる。また、大量の決済処理を可能にすることで、スケーラビリティの問題の解決に繋がるとも言われている。
増大するキャパシティ
ライトニングネットワークのキャパシティが拡大しているにもかかわらず、ビットコインの価格が低下しているということは、ライトニングネットワークの技術向上とその採用が、ビットコインやその他の暗号通貨の価格には必ずしも結びつかないことを示している。
ビットコインライトニングネットワークの分析サイト1ML.comは、スケーリングソリューションに関するデータを提供している。このサイトによると、現在のところ、448.61BTCとなっている。
ライトニングネットワークに関する数字は、市場での導入に非常に重要とされる。ライトニングネットワークでは、マイクロペイメントにより手数料が極めて小さくなり、この技術が進めば、多くの店舗での導入が進む可能性がある。
ビットコインの価格は大きく下がっているが、ライトニングネットワークの開発は順調に進んでいるようだ。
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編集者:Hiro