【レポート】SIRIN LABS記者会見

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1月29日(火)、THE GRAND GINZAにて、SIRIN LABS(シリンラボ)のブロックチェーンスマートフォン「FINNEY(フィニー)」発売開始の記者会見が行われた。
本会見では、SIRIN LABSの創業者兼共同CEOを勤めるモシェ・ホゲグ氏が登壇し、FINNEYの開発経緯や機能について説明した。

リオネル・メッシ選手をCMに起用

FINNEYは、世界最高のサッカープレイヤーと言われるリオネル・メッシ選手をCMに起用していることでも有名だ。
イベントではまず、メッシ選手が出演するCM動画が流され、その後にモシェ氏が登壇し

ブロックチェーン業界で最も重要と言われる東京に来ることが出来て嬉しく思います。
と挨拶をした。

モシェ氏は、6年前に初めてビットコインに投資し、当時は購入するのが非常に複雑だったと語った。
モシェ氏は

これまで暗号通貨は、投機とマネーロンダリングで使われている面があり、このまま価格のみにフォーカスされるものとなれば、それは単なるバブルで終わってしまうでしょう。また、良い技術はその裏側で何が起きているかを理解していなくても使えるテクノロジーだと私は考えています。しかし、ブロックチェーンの現状を見ると、仕組みが複雑すぎて、一般の人がそれに触れるまでには至っていません。
と語り、ブロックチェーン技術が広く使われるようになるための最初のステップとして、ユーザーエクスペリエンスが重要となるだろうと見解を述べた。

スマートフォンから始める

多くの人が、朝起きた時から夜寝る時までスマートフォンを利用している。そこで彼らのビジョンを達成するために、SIRIN LABSはデバイスの開発を開始した。ここで、重要となるのは、最高のユーザーエクスペリエンスと販売網の構築だとモシェ氏は指摘した。

販売に関しては、現在はロンドンで実店舗を展開中とのことで、日本でのストア販売は今年の4月から6月頃を予定しているとのこと。また、FINNEYはアマゾンのLaunchpadプログラムに選ばれており、そこからも販売網の拡大が期待できそうだ。
日本では、年内に2万台の販売を目指しており、世界全体では現段階で1万6千台のプレオーダーがあり、年内10万台の販売を目指しているようだ。

SIRIN LABSの創業者兼共同CEOを勤めるモシェ・ホゲグ氏

競合他社との違い

FINNEY以外にもブロックチェーン搭載のスマホは存在する。それらの競合他社と異なる点として、競合他社のスマートフォンはコールドストレージウォレットを内臓していない、という点をモシェ氏は最も大きな違いとして強調した。

FINNEYは、スマートフォン本体とは完全に分離したOSで稼働するコールドストレージウォレットを搭載しており、本体がハッキングされたとしても、ウォレットのハッキングを行うことは出来ないと同氏は語った。

トークンコンバージョンシステムも、FINNEYの大きな機能とされる一つで、FINNEYのウォレット内で、ビットコインやERC20に準拠したトークンの交換が可能となっている。
FINNEYにはエデュケーションセンターと呼ばれるものが存在し、そこではブロックチェーンプロジェクトの動画を見ることでお金を獲得することができるとのことだ。

エデュケーションセンターで動画を見ることでお金を獲得できます。つまりそれは、999ドルのスマートフォンを買うことで、数百ドルのお金を得られるということを意味します。ICOを通じて、この製品を世に出すことができたことを誇りに思います。

とモシェ氏は語った。

発表されたSIRIN LABSのブロックチェーンスマートフォンFINNEY(フィニー)

 
質疑応答の中でモシェ氏は、競合が増えてきていることに関して、SIRIN LABSの他にも業界のポテンシャルを理解している企業があるのはとても良いことだと語った。
質疑応答の後には、FINNEYのデモンストレーションも行われ、送金の様子などが披露された。

1月30日〜31日に開催されるジャパンブロックチェーンカンファレンスにも出典予定のSIRIN LABS。
日本でのストア販売が非常に楽しみだ。

取材・編集:Rie、Hiro