1月30日・31日の2日間、パシフィコ横浜にて、『JAPAN BLOCKCHAIN CONFERENCE -YOKOHAMA Round 2019 – 』が開催された。
昨年6月に東京国際フォーラムで行われた『JAPAN BLOCKCHAIN CONFERENCE -TOKYO Round 2018 –』に続き、今回2回目の開催となったこのカンファレンス。
今回も多くのプロジェクトがブースを出展しており、今回初出展のブースには多くの参加者が集まっていた。
中には『仮想通貨で車が買える』をキャッチフレーズに車を展示したブースも。

車の展示ブース

Pumapay
開会式では、一般社団法人グローバルブロックチェーン協議会理事長を務める増山 壽一氏が「昨年は、仮想通貨の価格を気にしている方にとっては物足らない1年となったでしょう。このマーケットは大きく変わり、この数年間の動きから目を離せません。」と挨拶を行った。
さらに増山氏は、ブロックチェーン技術によって、食品業界・不動産取引・トークンエコノミーなどの分野で新しい産業が生まれようとしていることにも言及した。
会場内には2か所のステージが設けられ、タイムスケジュールに沿って各プロジェクトによるプレゼンテーションや、パネルディスカッションが活発に行われる。
スピーカーゲストには国内外のプロジェクトはもちろんのこと楽天株式会社やLINE株式会社などの大手企業も参加し、非常に豪華な面々によるパネルディスカッションも多くみられた。

パネルディスカッションの様子
また、2日目の終盤にはクレイグ・S・ライト氏が登壇し、多くの参加者がつめかけ、プレゼンテーションへ熱心に耳を傾けていた。
今回の登壇者によるプレゼンテーションの内容は「ブロックチェーンの様々な分野でのユースケース」や「今後の改善と課題について」など、実際にブロックチェーンの活用を進めるためのテーマが多くみられ、6月に開催された第1回の時に比べて、より多くの企業がブロックチェーンへの関心を高めているように見えた。
最後に一般社団法人グローバルブロックチェーン協議会事務局長 吉田 真一郎氏による挨拶で締めくくられ、『JAPAN BLOCKCHAIN CONFERENCE -YOKOHAMA Round 2019 -』は終了した。
第3回の開催についても、調整中とのことで、今後も公式からのニュースに注目したい。
なお、オフィシャルメディアパートナーであるBlockchainMediaでは、今回のカンファレンスでのスピーチのレポートを順次配信していく。
取材・編集:Rie