イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は、イーサリアムはビットコインの制限された機能の問題を解決しようとしていると述べた。
ビットコインは関数電卓、イーサリアムはスマートフォン
ビジネスインサイダーとのインタビューで、ブテリン氏はビットコインを関数電卓に例え、それは1つのことには向いているが、イーサリアムはスマートフォンのようなもので、関数電卓のような面を含む、ほとんどすべてのことができると語った。
ブテリン氏は、彼が考える解決策について、「私は基本的にスマートフォンのアイデアを、より汎用的にしてそれをブロックチェーンに適用することによって、システムの能力を高めるという考えを持っています。」と述べた。
資産の保有状況を公開
ブテリン氏は先月、彼の暗号通貨の保有状況を公開し、そのほとんどがイーサリアムであることが明らかとなった。
同氏が保有する、ビットコイン・ビットコインキャッシュを始めとするイーサリアム以外の通貨の保有量は、イーサリアムで保有している資産価値の1割以下となっている。
また、昨年12月にブテリン氏は、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)をベースとするシャーディング技術により、将来のブロックチェーンは数千倍効率的になり、より安価なトランザクションが実現されると語っている。
この業界で最も影響を持っていると言っても過言ではないブテリン氏。彼の動向と今後のイーサリアムの動きに注目が集まる。
編集者:Hiro