ブロックチェーン・キャピタル・リミテッド共同創設者グラビン・ブラウン氏が、暗号通貨に関しては1つか少数の勝者しか残らないと予想していると語った。
どの通貨が残るかを予想するのは難しい
CNBCのインタビューの中でブラウン氏は、勝者はより多くの価値を得るだろうと予想していることを語った。
彼はさらに、どの暗号通貨が勝つかを知ろうとすることは難易度が高く、それこそが、暗号通貨投資家達が多様なポートフォリオを持っている理由だと解説した。
ブラウン氏によると、個人や企業が通貨を生み出せる「お金の民主化」へのトレンドがあるという。
基礎となるブランドや製品を人々が信頼していれば、人々はその通貨を信頼することを指摘したうえで、多国籍企業が彼ら自身の通貨を発行して、消費者にそれらを使うように求めるのは、奇妙なことではないとも語った。
ファイスブックコインにも言及
ブラウン氏はフェイスブックコインについても言及し、それが次の大きなものとなるであろうとの見解を示した。大手各社が通貨を発行するのは不必要に複雑なものではないかと尋ねられると、同氏はそれらの企業の同盟を期待すると答えた。
また、この同盟によって取引に同じ暗号通貨が利用されることについて、例としてJPMCoinを挙げ、約270の銀行がすでにその通貨の利用を申し込んでいると述べた。
通貨の開発を考えている大企業が力を合わせれば、大規模な通貨が生まれるかもしれない。
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編集者:Hiro