イギリスの自動車メーカー ジャガーランドローバーが、暗号通貨を使用してドライバーに報酬を与えるためにIOTAを用いるようだ。
ドライバーにIOTAトークンを配布
道路状況や車両の性能に関するより質の高い情報を集める計画の一環として、ジャガーはドライバーに紐づけられたスマートウォレットにIOTAトークンの配布を行う。
ジャガーのソフトウェアアーキテクトであるラセル・ビカーズ氏は、
将来的には自律走行車が充電ステーションに移動し、充電して支払いを行い、車の所有者がシェアリングエコノミーに参加することが可能になります。他の車に交通渋滞を警告するなどの有益なデータを共有することで報酬を得ることが可能になります。
とコメントした。
M2Mの支払いが可能に
ジャガーとIOTAの提携は、自動車業界での事故、渋滞などに対する取り組みを目的としたDestination Zeroスキームの一環である。
IOTAのパートナーシップ責任者ホルガー・コザー氏は、
私たちの分散型台帳技術は、スマートチャージ、駐車料金、通行料金のM2M(マシンツーマシン)支払いを可能にし、ドライバーに暗号通貨を獲得するチャンスを与えます。
と語った。
先週は韓国の自動車メーカー ヒュンダイが、EV(電気自動車)とスマートフォンのペアリングにブロックチェーン技術を用いることを発表した。自動車業界で、ブロックチェーン技術の利用が進んでいるようだ。
Photo by Grahame Jenkins on Unsplash
編集者:Hiro