イスラエルの中央銀行、即時決済のためにデジタル通貨発行を検討

イスラエル銀行は、リアルタイムによる全国決済システムをサポートするためのデジタル通貨の発行を検討しているようだ。

彼らは、国内でのリアルタイム決済システムを研究し、発展させるために、即時支払いのための効果的かつ信頼性の高いインフラの選択肢として、中央銀行発行のデジタル通貨を考えている。
11月15日にはパブリックコンサルテーションペーパー [PDF]を発行し、中央集権型か分散型は問わず、決済インフラの提案を求めた。

ロイター通信の報告にあるように、現在イスラエル銀行は、より早い決済インフラのためのブロックチェーンを用いた暗号通貨を発行する可能性を調査しているという。

彼らの文章に引用されているように、英国とシンガポールのような高速決済システムは可能性があるが、「中央銀行発行のデジタル通貨は、現段階では存在しない高度な決済システムの形態である」と中央銀行関係者は語っている。

中央銀行が発行するデジタル通貨は、ビットコインのような分散型の暗号通貨とは異なり、「中央集権化され、安全で、マネーロンダリングルールに従う」だろう。

この関係者は、さらに

世界中の中央銀行が(デジタル通貨の使用を)検討しているので、私たちも同様にしなければなりません。

とも語っている。

デジタル通貨はまた、イスラエル政府が現行の物理的な現金を削減し、国内生産額の約22%に及ぶ闇経済の支出を削減するのに役立つだろう。

いまや、世界中の中央銀行が、仮想通貨の発行を研究・調査している。

中でも最も注目すべきは、研究所の設立や、中国人民銀行によるブロックチェーンを通しての独自の仮想通貨の発行がなされた中国だろう。

他にも、ロシアの大統領プーチン氏は、モスクワの政界エリートとの10月半ばの会合で、独自の仮想通貨「cryptoruble」を提唱している。