ブロックチェーンベースのCRM(顧客関係システム)であるCere Networkは、Binance Labsなどから350万ドルのシードラウンドを完了した。
Binance Labsなどから調達
Binance Labs(バイナンスラボ)、Neo Global Capital(ネオ グローバル キャピタル)、およびArrington XRP Capital(アリントン リップル キャピタル)の支援を受け、Cere Networkはニューヨークオフィスを開設し、ベルリンブロックチェーンウィークでベルリンでのイノベーションラボ開設を発表する。
Cere Networkは、企業向けのさまざまな顧客関係プラットフォームを統合するためのブロックチェーンサービスを提供している。
Binance LabsインキュベーションプロジェクトであるCereは、近い将来、Binanceの分散型エコシステムであるBinance Chain(バイナンスチェーン)との統合も計画しているようだ。
CRMが抱える問題を解決
Cereは、企業間のB2B取引がCRMが抱える問題に対する真の解決策になると考えている。
Cereにとって問題となるのはデータのプライバシーだ。消費者の相互運用性を念頭に置いてメインネットを構築することにより、Cereは企業間で顧客データを共有するソリューションを開発する。
Cereは、調達した資金を技術開発とマーケティングおよび管理業務に割り振ることを計画中とのこと。
メインネットの開発後は、人材採用にも力を入れ、チームを拡大していくようだ。
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編集者:Hiro