スロベニアのスタートアップであるEligma(エリグマ)が、Bitcoin.comとPangea Blockchain Fundから、今後のグローバル展開のために400万ユーロを資金調達した。
Elipayの開発
EligmaはElipay(エリペイ)を行っており、Elipayは実店舗で暗号通貨の支払いを受け入れるためのインフラストラクチャーであり、商人が現地の法定通貨で決済を受け取ることができるオンラインショップだ。
これまでEligmaはスロベニア、クロアチア、トルコに450箇所以上の拠点を設立し、暗号通貨を受け入れてきた。
今回の新たな資本により、同社は世界中にサービスを拡大することを目指している。
今回の資金調達を受けて、Eligmaのデジャン・ロルジック氏は、
「日常的に、私たちはさまざまな国の商人や企業から連絡を受けています。これらの国々では、暗号通貨はすでに現地通貨や法定通貨の重要な代替手段となっています。これにより、私たちのアイデアとソリューションの実用性が証明されつつあります。Bitcoin.comとPangea Blockchain Fundの関心を得たことを誇りに思います。」
と語った。
さまざまな企業が既に使用
Elipayは、暗号通貨市場の変動や、多くの国で暗号通貨を受け取る際に存在する規制や税の不確実性にさらされることなく、企業が使い慣れた方法で暗号通貨を受け入れるのを支援する。
サービスは、ホテル、レストラン、スポーツ施設、航空券、タクシー、レンタカーなどのさまざまなサービスプロバイダーで既に使用されているとのこと。
また、AndroidおよびiOSで利用可能で、ETH、BCH、BTC、および同社ネイティブトークンELI などの暗号通貨をサポートしている。
スロベニアの人口は約200万人だが、現在米国よりも多くのビットコインキャッシュでの支払いを受け入れる店があるとのこと。Bitcoin.comからの資金調達により、今後世界中に同社のサービスが広がることを期待したい。
Photo by Hitesh Choudhary on Unsplash
編集者:Hiro