調査会社ガートナー、ブロックチェーンが5-10年後に業界全体に変革を起こすと予測

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調査会社ガートナーが、分散台帳技術が5年から10年以内にほとんどの業界でのビジネスを変えることになると考えている。

CIOの60%が今後3年での技術採用を予測

ガートナーの最新の「Hype Cycle」レポートは、今週開催された同社の年次ITシンポジウムで発表された。

ここでは、企業のCIO(最高情報責任者)がブロックチェーン技術をどのように認識しているかについて、

「ブロックチェーンがビジネスに与える影響についてはまだ不透明ですが、ガートナーの調査では、CIOの60%は今後3年間でブロックチェーン技術がある程度採用されることを期待していると答えています。」と語られた。

さらに、「組織の既存のデジタルインフラストラクチャと明確なブロックチェーンガバナンスの欠如により、ブロックチェーン技術による完全な価値を得るのは今のところ制限されています。」とも語った。

89カ国の企業が回答

ガートナーのCIOに関する年次調査は4月から6月にかけて実施され、89か国から3,102人の回答者があった。
また、回答者は、製造業、政府、銀行、エネルギー、教育、保険、小売、ヘルスケア、輸送、通信、およびメディアなど多様な業界に及ぶ。

昨年の調査では、実稼働環境でブロックチェーンを実際に展開しているのは、世界中の企業のわずか3.3%であることが明らかになっている。

最新のガートナーの調査データでは、銀行および投資サービス業界は、数十年前の運用プロセスの改善を模索しており、この技術に高い関心を持っていることが分かった。
また、銀行および投資サービスに関係するCIOの18%近くが、今後12か月以内に何らかの形でブロックチェーンを採用する予定だと答えた。

レポートによると、
「ブロックチェーンをIoT(モノのインターネット)および人工知能と組み合わせることで、小売のビジネスモデルを変えることができ、データと金融の流れに影響を与え、市場の権力集中化を回避する可能性があります。」
とも記載されている。

 
IoTやAIの技術が進歩していけば、企業でのブロックチェーン技術の採用がさらに加速することになりそうだ。

Photo by Hitesh Choudhary on Unsplash

編集者:Hiro