JCBがキーチェーンと提携し、支払いでのブロックチェーン活用を導入へ

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企業間決済サービスを提供するJCBは、キーチェーンと提携して、支払いプロセスにおいてブロックチェーンを活用することを発表した。

キーチェーンの取り組み

Keychain(キーチェーン)は2016年に設立され、その投資家にはマネックスベンチャーズ、イダテンベンチャーズなどが含まれる。
同社のアプリケーション開発フレームワークであるキーチェーンコアは、2017年に経済産業省から表彰を受け、2018年にはシンガポール銀行協会のグローバル・ファイナンシャル・テクノロジー賞を受賞した。

キーチェーンは、産業、金融、エンタープライズの各分野を対象としたデータセキュリティフレームワークを開発している。

その中心的な製品であるキーチェーンコアは、安全なワークフロー、決済、データ中心のセキュリティを備えたアプリケーションを作成できるようにするソリューションであり、タブレット、コンピューター、ウェアラブル、スマートフォンだけでなく、IoT(インターネット・オブ・シングス)デバイスでも動作する。

JCBの動き

JCBは、キーチェーンのプラットフォームを使用して、次世代の決済システムのサイバーセキュリティ機能と運用上の整合性を構築する。

JCBは最近 、ブロックチェーン対応の商用決済プラットフォームPaystand(ペイスタンド)との提携も発表している。これにより、JCBのクライアントにエンドツーエンドのデジタル決済プラットフォームが提供されることになる。

 
新しいソリューションが、現金やクレジットカードなどの従来の支払い方法の代替手段を提供することになりそうだ。

Photo by Hitesh Choudhary on Unsplash

編集者:Hiro