大手ビジネス管理サービス会社WNSは、ブロックチェーンソリューションWNS Verichainのローンチを発表した。
収益の向上
同社によれば、このブロックチェーンソリューションは、保険業界内でのリスクシンジケーションの達成を目的としている。VerichainはIBMのhyperledger(ハイパーレジャーブロックチェーン)を搭載しており、シンジケート保険市場が直面している問題に対処する。
このソリューションは、シンジケートシステムの全ての利害関係者に単一のプロトコルを提供することを目指している。
また、VeriChainは、効率と収益性の向上を実現するエンドツーエンドのデジタル化を提供する。エコシステム内でこのソリューションを利用することで、より多くの保険会社が利益を上げることが可能になる。
金融機関での技術採用
ブロックチェーン技術は、金融機関での採用が増加傾向にある。また、保険業界でも大きな進展があり、暗号通貨で保険料を支払うユーザーも存在する。
支払いプラットフォームUQUIDは昨年、XRP(リップル)による保険料支払いを受け入れていることを明らかにした。現在、150か国以上の人がXRPを介して保険料を支払うことができる。
保険業界でも、ブロックチェーン技術が拡大しつつあるようだ。
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編集者:Hiro